会長 吉田 昌良
会長 吉田 昌良

 東大宮地域まちづくり推進委員会が正式に発足したのは、平成21年6月に大宮地域自治区が分割し東大宮地域自治区が誕生した時です。当初は5部会でスタートしましたが、現在は広報部会が加わり6部会で活動しています。

 平成23年度には活動の拠点「みんなおいでよ!夢はうす」を設置し様々な事業を展開しています。「歌声はうす」事業は大変人気があり、毎回多くの方が参加されています。

 さらに住みよいまちに変貌を遂げるべく、平成24年から2カ年かけて、住民のアンケート調査や子供たちのワークショップの意見などをもとに、東大宮地域の将来がどうあるべきかを検討し、東大宮地域自治区地域協議会との協働で【東大宮まちづくり計画】を策定いたしました。10年後のまちの姿『深い絆、夢と笑顔があふれるまち』を掲げ、その活動の基本目標は、安全・安心なまち、人と人の輪のまち、地域の力を育むまち、文化を守り伝えるまち、を目指しています。

 わたくしは、地域の皆さんで子育てするまち、皆さんの笑顔が絶えないまち、お互いの良さを褒めあうまち、悩みや相談事を話し合えるまち、そして一人ひとりの人格を尊重しあえる心豊かなまち等、いきいきとしたまちに変貌をとげることを願って止みません。

 これから、ますます高齢化していく社会、1人暮らしの老人や、老夫婦だけの世帯、さまざまな原因の認知症の問題等、まち全体で見守っていくことが必要不可欠な時代になっていきます。そのためにも、常に、お互いが助け合い、協力していける様な暖かいまちを目指して、一つひとつ地道に、確実に、それぞれの地域の皆さんとともに歩んでいこうと思っています。